柴田モンキー有哉先生のこだわり
10月末の日曜日。
サポート選手、柴田モンキー有哉選手の運営するKid専門総合格闘技教室
「Kid MMA Team KIZUNA」の練習試合を見学に行ってきました。
この日は、台風の予想で大雨…
しかしながらたくさんの親御さんや兄弟が見守る中での練習試合でした。

付き添いの妹さんたちも格闘技ごっこなどをして遊んでいます。

道場内を見学できる待合室はとても和気あいあいとした雰囲気。
道場のなかはというと
取材に行ったときには、寝技の練習試合の最中でした。
寝技の時は子供たちの
表情がこわばっている?ようにみえるんです。
キックパンチのような派手さもなく、
すごく真剣な面持ちの子供たち。
そして、モンキー先生も真剣です。
その理由は

子どもとはいえ、寝技で締め上げるシーンが何度も…ありました。
締め上げる場面には、呼吸などが確認できる場所に移動して、
安全を確認しながら状況を見守るモンキー先生がいました。
子どもたちの格闘技とはいえ、指導だけでなくしっかりと安全面でも観察することは
絶対必要なことですが、これほど子供同士の試合が激しいと思っていなかったので驚きました。

お母さん、お父さん、そして他の選手が見守る中での練習試合は本番のための良いトレーニングですね。
「緊張する…」などの声もちらほら聞こえてきました。
何度もこのような経験を繰り返して、しっかりと大きな試合でも自分らしい実力を出せるようななるといいですよね。
緊張の中で闘いぬく。
小さな背中ですが、とっても頼もしい背中ですね。
さて、練習試合が終わって、その後は練習の時間。


やはりパンチの練習の時は子供たちも笑顔です(笑)
しっかりと身体を動かした後は、月末のハロウィンにちなんでみんなで仮装を!!
高学年の子も少し恥ずかしそうですが、まんざらでもなさそうです(笑)
もちろん先生も、こだわりの衣装で参戦!!


わたくし、この衣装でポージングしている先生を見て思いました。
この先生はどこまでも、どんなことでも”本気”だ…^^
「俺がやらなきゃ、子供たちに示しがつかない!!」ともモンキー先生は言っていて
仮装も、練習も、準備も、指導も、
何もかも本気。
子どもたちへの強い思いがそうさせるのかな??
***
インタビューでそのあたりのこだわりを聞いてみました。
(以下 モ=モンキー先生 取=わたくし)
取:子供向けの教室をしていて、”とてもよかった”と思うところは?
モ:成長が早く目に見えてわかるので、自分も刺激をもらって一緒に成長できているところ。
取:格闘家として、そして先生としての両立で難しさを感じているところはありますか??
モ:僕の考えは…
子どもたちに指導する
↓
教えるモノは良いモノ
↓
自分が良い知識、経験を得ようとする
↓
自分自身が成長、そして強くなる
↓
それを見て子供たちがやる気になる
↓
子供たちに指導する
の繰り返しなので両立っていう風に考えてはいないです。
…なるほど、うまく循環しているというか
子どもたちへの指導自体が自分の強さの糧になっているということなんですね。
取:では、今後の選手としての抱負は??
モ:今の団体でベルトをとって、テレビに出て世界の選手を相手に活躍します!
取:先生としてはどうでしょう?
モ:信頼してもらえるよう、ともに成長して絆を深めたいです。
…「テレビに出て」というのは、自信の活躍を試合観戦に来れない子供たちや
自分の生徒じゃなくても、見てもらうことが出来るもので
いわば格闘技の世界を知ってもらうために、自身の姿も役立てたいという想いもあるのかもしれません。
選手として活躍したい想いは、子供たちへの想いと繋がり、
子どもたちへの想いは、やがてもっと強くなって世界へと、
そんな風に活躍の場を広げていく
モンキー選手、そして先生。
子どもたちにとっては一番身近で
一番強い格闘家(先生)として
さらに強い絆を築きあげていくことと思います。
目標はそれほど程遠いと思わないのは、わたくしだけでしょうか…
それに伴って、
子どもたちの活躍も楽しみです。
最後に
子どもたちの各大会のトロフィーや
記念撮影の様子です。


